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■GT-R 知識と経験による培われた職人技によるリフレッシュ
◇板金&全塗装
1.
ひとつひとつキズやエクボをマーキングしていく。
ボディ全体がマークだらけに。
ほとんどが要補修箇所です。
2.
継ぎ目まで綺麗に塗装するために、はずせるパーツはすべて取り外す。
エンジンルームはマスキングを施し、フェンダーの縁まで塗装する。
ボンネット、リヤスポも単体で塗装する。
3.
ウインドモールを外すことで縁まで隙間なく塗装ができる。
リアクオーターウインドはモールと一体のためモールのみの交換ができない。アッセンブリー交換になる。
4.
一度多めにパテを盛り、削りながらもとのラインを復元させていく。これは素人ではとうていできない職人技です。
5.
フロアごと持ち上がっているレール部分は、先端部分をボディに溶接留めできる修正専用のスライディングハンマーで引っ張り出す。そして折れたレールをすべてプライヤーでもとに折り戻す。さらに引っ張り切れなかったへこみをパテで修正し、その上にアンダーコートを吹き付ける。
6.
板金作業が終了したら、表面の脱脂。シンナーでボディをすべて拭き取る。ここで油分が残っていると塗装をはじいて表面が荒れる。
7.
ほとんどのパーツを外しているので、細かいマスキングはない。ボンネット、トランクの裏はあらかじめ塗装し、閉じた状態でフェンダーと一緒に吹くことでムラを防ぐ。
8.
天井から空気を取り入れ、床から排出する方式のブースを使用。浮遊する塗料をいち早く排出できるタイプ。
9.
ウインドウ&ドアまわりなどモールを剥がしたところまで綺麗に塗る。トランク&ボンネット裏、バンパーなどは別に塗装。塗装の継ぎ目をパーツの裏側にする工夫も。
10.
塗装が乾いたら、いきなりペーパーを掛ける! 塗ったばかりだの綺麗な塗装に何を!?と思うかもしれないが、2000番、3000番の極細ペーパーで肌調整をする。その後、コンパウンドを使ってバフ掛けをする。ハブは硬いモノから徐々に柔らかいモノに交換し、コンパウンドも細目から極細に替えて磨いていく。
◇エクステリア(EXTERIOR)
1.
ぶつけたバンパーはやや歪みがでていたものの、パテによる補修でほとんどわからないぐらいに復活した。
本来は柔軟性のある樹脂だが、パテを盛った場合、次にぶつけると塗装が剥がれやすい。
2.
リアフェンダー下部のヘコミは広範囲にわかっていたが、問題なく修復。トランク内部の荷物が走行中に動いてフェンダーを内部から突き出すこともあるので注意が必要。
3.
タイヤとの干渉でフロントフェンダーが一部めくれあがっていたが、折り直してもらった。割れていた塗装ももちろんもとどおり。金属疲労に弱いアルミ製なので直しを繰り返すことはできない箇所だ。
4.
左右ともに補修後の状態。レールをすべて立て直し、さびをきれいに取って、そこにアンダーコートを吹いた。
5.
サビて穴の開いたリアフェンダーもごらんの通り。内側に土などが溜まり、水分を吸ってしまうためにサビが発生しやすい。ここには二枚の鉄板を合わせているため、症状が進むと補修は大がかりになる。
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